錠の耐用年数は一般錠10年・電気錠7年|美和ロック・ミネベアショウワ・アルファの案内と保守点検制度
最終更新日:2026年11月4日
錠の耐用年数は、日本ロック工業会(JLMA)が定めた「一般錠10年/電気錠7年」です。建物の引き渡し後、あるいは購入後から数え、保証(無償修理)期間とは別のものです。
美和ロックとミネベアショウワは同じ年数を公式ページに掲載しています。耐用年数は「保守・点検で基本性能を保てる取り替えまでの目安」で、過ぎたらすぐ使えなくなるという意味ではありません。
出典:美和ロック「錠の耐用年数と保守点検制度について」・ミネベアショウワ「錠の耐用年数と保守点検制度」(2026年11月4日確認)
メーカー3社の公式ページの記載を比べる
| メーカー | 耐用年数の記載 | そのほかの記載 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 美和ロック(MIWA) | 一般錠10年/電気錠7年(電気錠には制御器・リーダ等も含む) | 耐用年数は保守・点検で基本性能を維持できる取り替えまでの目安で、保証(無償修理)期間とは異なると説明。保守点検制度の対象と開始日も掲載 | 美和ロック「錠の耐用年数と保守点検制度について」 |
| ミネベアショウワ | 一般錠10年/電気錠7年(会員会社として順守すると明記) | 補修用の製品・部品の保有義務期間を、製造中止時から10年(電気錠は7年)と記載。同じ機能の製品・部品がある場合はこの限りではない | ミネベアショウワ「錠の耐用年数と保守点検制度」 |
| アルファ | 日本ロック工業会の耐用年数を紹介(年数の詳細は工業会のガイドラインを参照するよう案内) | 錠を適切に保守・点検することで安全上支障なく使用できる標準的な期間として耐用年数が設定されたことを紹介 | アルファ「錠の耐用年数について」 |
各社の公式ページを2026年11月4日確認。
耐用年数が決められた理由
美和ロックの説明によると、日本ロック工業会は、製品寿命が原因で生命・財産・身体への損害が起きるおそれのある、経年劣化による重大事故を防ぐため、業界各社をとりまとめて一般消費者に注意を促す目的で耐用年数のガイドラインを設定しました。耐用年数を過ぎた錠について注意を促し、長く安全に使ってもらうための目安です。
出典:美和ロック「錠の耐用年数と保守点検制度について」(2026年11月4日確認)
保守点検制度(2012年6月9日開始)の対象
自宅の錠に当てはめるときの考え方
錠の耐用年数のよくある質問
Q. 錠の耐用年数はいつから数えますか?
A. 美和ロック・ミネベアショウワの公式ページでは、建物(製品)の引き渡し後、あるいは購入後から数えて、一般錠10年・電気錠7年とされています。建物に使われる錠が対象です(2026年11月4日確認)。
Q. 耐用年数の10年を過ぎたら保証で直してもらえなくなるのですか?
A. 耐用年数は保証期間とは別のものです。美和ロックは、耐用年数を、製品の基本性能を保守・点検で維持できる取り替えまでの目安の期間で、製品の保証(無償修理)期間とは異なると説明しています。保証の期間や条件は各メーカーの保証規定で確認してください。
Q. 錠の保守点検制度とはどんな制度ですか?
A. 日本ロック工業会と日本ロックセキュリティ協同組合が2012年6月9日(ロックの日)に始めた制度です。申し込んだ人を対象に、錠メーカーまたは全国の日本ロックセキュリティ協同組合の加盟店が定期的に現地を訪れて点検します。対象は「避難経路にある錠」と「全ての電気錠」です。
Q. 古い錠の部品はいつまで手に入りますか?
A. ミネベアショウワは、補修用の製品・部品の保有義務期間を製造中止時から10年(電気錠は7年)としています。同じ機能の製品・部品がある場合はこの限りではないとしています。ほかのメーカーは、今回確認したページに部品の保有期間の記載がありませんでした。